光射し雨求めたる紫陽花の 褪せれど過去のいろを探して 枝取りて染めるはさくら桜色 ことなるいろに過去を探して
青という涙届かぬ紫陽花は 翳多くして母に手折らる 部屋に挿す影濃き昼の紫陽花は 夜の明かりに満面の青
苦しみはどこの空より来るものか ひかりを信じ此岸行く舟
耐えて冬人の想いを受け止めて さくらにこころ朽ちてなお咲く 白黒の土の臭いに誘われて 映画は語るフィルム良きとき 構わんよどうせ永劫なかりせば ひかりの彼岸信じ行く舟
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